
こんにちは。住まい119の富村です。第18回です。
「槽洗浄コースを毎月やっているのに、まだ黒いカスが出ます」
この相談、とても多いです。理由は単純で、届く場所が違うからです。
槽洗浄コースは「水に浸けて回す」
槽洗浄コースがやっているのは、槽に水と洗浄剤を溜めて、長い時間かけてゆっくり回すことです。
これで浮いてくる汚れは取れます。剥がれかけていたものが落ちて、排水と一緒に流れていく。だから効果はあります。
ただし、これは水に浸かる範囲の話です。水が届かない高さや、外槽の壁にへばりついて固くなった層には効きません。
市販の洗濯槽クリーナーも同じで、浮くものは取れますが、固着した層は残ります。

分解洗浄は「外して、裏から洗う」
私たちがやっているのは、内側の槽を本体から取り外して、裏側を直接洗うことです。
外した槽の裏側を初めて見たお客さまは、たいてい絶句します。写真を撮って見せると「これが自分の家の洗濯機か」と言われます。
直接見えるので、洗い残しも確認できます。水を溜めて回すのとは、根本的に別の作業です。
ただし、そのぶん本体をいったん動かし、水と電気を止め、時間もかかります。だから頻度は1年に1回で十分です。毎月やる必要はありません。

使い分けると、いちばん長持ちする
どちらが優れているという話ではなく、役割が違うので両方使うのが正解です。
ふだんは槽洗浄コースで浮くものを流し、フタを開けて乾かす。そのうえで、1年に1回は分解して固着した層をリセットする。
この組み合わせが、いちばん機械が長持ちして、費用も抑えられます。
「毎月やっているのに」と気にされている方は、努力の方向は正しいです。届かない場所があるだけです。

サインが出たら、早めに
黒いカスが浮く、洗ったのにタオルが生乾き臭い、槽のフチを触るとぬるつく。これらはすでに層ができているサインです。
放っておくと衣類に付くようになり、洗い直しの手間が増えます。気づいた時点でご相談ください。
次回は、ご家庭でやっていいこと・いけないことをまとめます。
ご相談はお問い合わせフォームから。住まい119は事前のお問い合わせ制です。ご希望日をお伺いしたあと、担当より折り返しご連絡し、ご相談のうえで日時を確定します。料金は料金表、当日の流れは作業の流れをご覧ください。

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(文責:住まい119 エアコンクリーニング事業部 責任者 富村達也)
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