
こんにちは。住まい119の富村です。図鑑、第20回。毎日の連載としては今日でひと区切りです。
20回かけてメーカーの話や構造の話を書いてきましたが、最後はいちばん実用的な質問に答えて終わります。
「結局、いつ頼めばいいの?」
答え:使い始める前
沖縄で言えば、本格的に暑くなる前の春から初夏です。
理由は単純で、汚れたまま冷房をフル稼働させると、その汚れた空気を部屋中に回すことになるからです。先に洗っておけば、夏のあいだずっと気持ちよく使えます。
ただ、正直に言うとこの時期はご依頼が集中します。ご希望の日が埋まっていることも多い。
だから私は「秋から冬のうちに」もおすすめしています。冷房を使い終わった直後は、内部がいちばん汚れている時期でもあります。空いているぶん日程も取りやすい。

サインが出ていたら、季節は関係ない
時期の話をしましたが、次のサインが出ていたら待つ必要はありません。
・つけはじめの数分がカビ臭い
・吹き出し口をのぞくと黒い点が見える
・去年より効きが悪い気がする
・本体から水が垂れる
・洗ったのにタオルが生乾き臭い
・洗濯物に黒いカスが付く
これらはすでに内部で起きていることのサインです。放っておいて良くなることはありません。

20回ぶんを、3行にまとめると
連載で繰り返し出てきたことを、3つに圧縮しておきます。
① お掃除機能はフィルターまで。熱交換器と送風ファンには届かない。メーカーの機能がどれだけ優れていても、この線引きは変わりません。
② 沖縄は内部が乾く期間がない。年中冷房を回すぶん、汚れの進み方が本土より早い。目安は1年に1回、使用が多ければ年2回。
③ ご家庭はフィルターまで、その奥は道具のある人間に。掃除で壊してしまうのがいちばんもったいない。
これだけ覚えて帰っていただければ、この連載の役目は果たせたと思います。

これからのこと
毎日の連載はここで区切りますが、ブログは続けます。書き足りない機種もありますし、現場で新しく気づいたことがあれば、また書きます。
20回、読んでくださってありがとうございました。
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(文責:住まい119 エアコンクリーニング事業部 責任者 富村達也)
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